Jan 30, 2010
自分でコンピュータの修理方法を覚え
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米捜査当局は、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏が、政府文書を同サイトで公開するよう陸軍上等兵をそそのかした証拠を見つけることができていない。事情に詳しい当局者が明かした。
当局者によると、ウィキリークスにデータを漏えいした容疑で訴追されている米陸軍の元情報アナリスト、ブラッドリー・マニング上等兵は自らすすんで情報窃盗を行ったとみられる。国防総省は当初、マニング上等兵はアサンジ氏に利用されたとしていたが、それを覆す見解だ。
当局者によると、ウィキリークスと関係のあるアサンジ氏以外の複数の人物とマニング上等兵は関係していたものの、アサンジ氏とマニング上等兵を結び付ける証拠はほとんど見つかっておらず、一部政府当局によるアサンジ氏の訴追に向けた動きをさらに鈍らせる可能性がある。
米政府にとって、アサンジ氏を情報漏えい教唆容疑で起訴するには、アサンジ氏がマニング上等兵に対し、数千部の国務省公電やイラクやアフガン戦争に関する機密度の低い報告書を含む文書を引き渡すよう「そそのかした」ことを示す必要がある。
政府当局者によると、連邦捜査局(FBI)捜査官と司法省の検察官らは、アサンジ氏を情報流出共謀容疑で起訴するため、証拠集めを続けているが、立証は一層困難になっている。そのような起訴は、マニング上等兵とウィキリークス関係者との接触を示す、より明白な証拠に加え、アサンジ氏がウィキリークスを指導していたことを示す証拠に基づいて行われることになるという。
この件に関し、8日にアサンジ氏とマニング上等兵の弁護士にコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。マニング上等兵は現在、バージニア州の基地内に拘束されている。アサンジ氏はマニング上等兵との一切の接触を否定しており、マニング上等兵の弁護士はアサンジ氏に対する教唆容疑について一度もコメントしていていない。
情報流出の首謀者とみなされてきたアサンジ氏を起訴できなければ、エリック・ホルダー司法長官をはじめとする米当局にとっては、大きな痛手となる可能性がある。ホルダー長官は、文書の公開は犯罪であり、起訴されるべきだと声高に主張してきた。特に、国務省公電の公表は米外交当局を困惑させるとともに、彼らの情報源を報復の危険性にさらす結果となった。
アサンジ氏は現在英国で、スウェーデン検察当局からの身柄引き渡し要求をめぐる審理に直面している。スウェーデン検察当局は、性的暴行容疑でアサンジ氏を捜査している。宣誓証言2日目にあたる8日、捜査に非協力的なのはアサンジ氏とスウェーデン検察当局のどちらであるかをめぐって議論が行われた。
アサンジ氏の弁護士は、スウェーデン検察当局が昨年9月1日に捜査を開始してからアサンジ氏が9月27日にスウェーデンを出国するまでの期間、アサンジ氏はスウェーデン検察当局と何度も会う機会を持とうと試みており、したがって引き渡しに応じる必要はないと主張した。
一方、スウェーデン検察当局の検察官、マリアン・ナイ氏は、ナイ氏自身取り調べの日程を定めようとアサンジ氏に何度も接触を試みたが、うまくいかず、ある時点では約1週間アサンジ氏の行方が分からなくなり、アサンジ氏の弁護士さえも連絡がつかない状態であったと述べた。
アサンジ氏の弁護に当たっている米公民権専門の弁護士、レオナルド・ワイングラス氏は、アサンジ氏の弁護士は、米政府がアサンジ氏の米国への引き渡しを要求する意向だと考えていると述べた。
ワシントンでは、米軍当局がデータが盗まれた経緯や窃盗を防げた可能性について調査を行っている。政府高官によると、米軍捜査当局は現在、マニング上等兵が自らの軍や政府に対する悪意から、自らの意思で文書の窃盗を決断し、ウィキリークスに引き渡したとみている。
政府当局者によると、軍当局は先週、捜査結果をジョン・マクヒュー陸軍長官に報告した。それによると、政府当局の一部は当初、マニング上等兵をアサンジ氏に利用された迷える若者とする見解を示していたが、捜査結果はそれとは対照的な内容であった。
マニング上等兵はイラクの首都バグダットで情報活動に従事しており、イラク関連情報の調査を担当していた。国防当局者によると、マニング上等兵は職務上、世界中の米政府機密文書にアクセスできる権限を与えられていた。
米軍は、2件の情報流出事件にマニング上等兵が関係していたとして、同上等兵を訴追している。1件はアイスランドの銀行危機に関する国務省公電に関するもので、もう1件はバグダッドで米軍ヘリが民間人を射撃する場面を映したビデオに関するもの。数千部に及ぶ国務省や情報文書の漏えいに関しては訴追されていない。国防当局者によると、マニング上等兵はそれらの漏えいにも関係しているとみなされている。
マニング上等兵は入隊後、同僚兵士とのけんかをはじめ数々の問題で懲戒処分を受けている。そうしたたび重なるあつれきにより、軍に対して怒りを募らせるようになった、と当局高官は述べた。だが、捜査当局はマニング上等兵が政府に反感を抱き始めたのは、もっと前だと考えている。
米司法省当局は、捜査の初期段階で、ウィキリークスを報道機関の1つとしては扱わないことを決めた。そのため、連邦捜査当局にとっては、ウィキリークスの指導者や関係者に関する記録の提出を要求しやすい状況にある。
連邦当局は、バージニア州アレクサンドリアの大陪審を利用して、証拠集めを行っている。それには、昨年12月のツイッターに対するアサンジ氏やマニング上等兵、ウィキリークスのボランティア要員に関連した記録の提出を求める裁判所命令の取得も含まれる。
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